こんにちは

今月始めにアメリカのトランプ前大統領が起訴されました。

前任とはいえ、アメリカの大統領が起訴まで至るのは前代未聞の事態のようです。

在任中も破天荒なことで有名だったトランプ前大統領ですが、今回は何が問題で、起訴の裏に隠された他の疑惑について解説していこうと思います。

1.そもそもトランプって何者?
→第45代の共和党所属のアメリカ大統領です。2017年1月から2021年1月まで大統領を務めました。
当選当時は、民主党のヒラリー・クリントンが事前予想では圧倒的に有利でしたが、それを覆して当選しました。

元々は実業家や司会者で、大統領に就任するまで政治経験は全くありませんでした。カジノやゴルフ場など次々と事業を拡大させて「不動産王」と呼ばれるようになりました。

在任中は型破りな手法で注目を集めました。アメリカンファースト(アメリカ人の幸せを第一に考えること)を掲げ、移民や貿易の制限をかけたり、ツイッターのみずからのアカウントを使って、昼夜関係なくさまざまな投稿をして、話題を呼んだり物議を醸したりしました。

2.何が原因で起訴された?
→簡潔に説明すると、かつて不倫関係にあった女性への口止め料をめぐり、不正な会計を行った疑いなどが持たれたことで起訴されました。

口止め料を払うこと自体は法律違反にはなりませんが、直接は支払わずに、元顧問弁護士に肩代わりさせた上で、「弁護士費用」の名目でトランプ氏が弁済する形を取ったとされています。これが財務記録を偽ったとみなされているわけです。

また、この疑惑は2018年時点で浮上していたが、当時はトランプ氏は大統領でした。アメリカでは現職の大統領を在職中は起訴しないという暗黙な了解があります。
トランプ氏が大統領を辞めた今、捜査が本格的に動き始めたのです。

トランプ氏はこの起訴内容に納得できず、「魔女狩りだ」と応戦する姿勢をとっています。

3.他にも浮上している疑惑
→この他にもトランプ前大統領は、約34件の疑惑を持たれていると言われています。
今回はその中でも4件に絞ってその他の疑惑を解説していきます。

①連邦議会襲撃事件の扇動を行った疑い
→前回の選挙でトランプ氏が敗北したことを認めない支持者たちが議会に乱入した事件で、トランプ氏自身が暴徒を煽った疑いが持たれている。

②選挙結果を覆そうと州当局に圧力をかけた疑い
→2020年の選挙の際、バイデン氏に対して劣勢だったトランプ氏は接戦州のジョージア州の幹部に電話をかけ、選挙結果を覆すように求めていた。これが選挙法違反の教唆や恐喝に当たるのではないかとされている。

③公文書の持ち出し
→退任後にフロリダ州の別荘兼リゾート施設から300点以上の公文書が発見されています。この別荘は2022年、FBI(連邦捜査局)の家宅捜索まで行われました。

④一族企業の不正疑惑
→トランプ一族が運営する「トランプ・オーガナイゼーション」が脱税や資産の過大申告を行ったというもので、法人や子会社の財務責任者がすでに有罪判決を受けています。当然他の会社でも同様の不正があったのではと考えられています。

これだけ黒い噂が立っていたら、来年の大統領選挙にネガティブな影響があるのではと思いますが、結論は現状は全く影響がなさそうです。
トランプ前大統領の選挙出馬の権利がなくなることも法律上ありませんし、当選に重要な支持率も起訴を受けて、共和党内でも同情の声が広がり、むしろ上昇傾向にあるようです。

今回はトランプ前大統領の起訴について解説してきました。

大統領を退いた現在でも、話題に事欠かない人物で、来年の大統領選の出馬も確実視されているようなので引き続き注目していきたいと思います。

皆さんにとって今回の話が少しでも有益なものになれば幸いです。

ではまた

投稿者 ryman

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